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7月上旬の夏の日、助産婦であり、IFA認定セラピストでもあるスー・モースリー先生の講座を受講した。
スー先生はチャールズ皇太子が作った財団「The Princes Foundation For Integrated Health」からチャールズ賞と、マルグリット・モーリ賞を受賞し、25年間助産婦として、また、10年間アロマセラピストとして活躍されてきた。
スー先生からマタニティ期のアロマセラピーの講座を受けてから、George Eliot Hospital にて病院の中を見学した。
この病院は布オムツを奨励しているそうだ。産科と助産婦さんが赤ちゃんを取り上げる部屋は別のところにあった。
助産婦さんが赤ちゃんを取り上げる部屋には、椅子、大きいボール、バスなどがおいてあった。妊婦さんは出産の時は自由に選ぶことができる。
出産の時のいくつかのポジションが病院の廊下に貼り出してあった。妊婦さんが希望すれば自然分娩をすることができるそうだ。産まれてすぐ亡くなった赤ちゃんの両親のためのカウンセリングルーム、陣痛が始まる前の部屋、出産前後の部屋、診察室があった。また、レイキ、アロマセラピー、リフレクソロジーも受けられる。
イギリスの国立病院は、出産費用は無料。私立病院な場合は有料。私立病院の場合は待ち時間が少ないことと、サービスが行き届いているそうだ。
エッセンシャルオイルを使った方法のガイドラインをスー先生が作成されて、アロマセラピーを使うスタッフにとても役立っているそうだ。
エッセンシャルオイルの数はあまり多くなく、数少ない方が解りやすいのでシンプルにしているとのことだった。
ラヴェンダー、クラリセージ、マンダリン、レモン、ユーカリ、ペパーミント、ローマンカモマイル、フランキンセンス、ジャスミン、ローズなどのエッセンシャルオイルの効能と使用方法、禁忌、注意事項が書かれてあった。
「ずっとこれまで続けてこられたのは何ですか?」と、お聞きしたら、スー先生は「パッション」と一言おっしゃいました。
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